院長
坂本玄明(さかもと げんめい)
桜の街どうぶつ病院のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
獣医師の坂本玄明と申します。
経歴
日本大学獣医学科を卒業した後、千葉市内の動物病院に就職し、その後、埼玉県内の動物病院で働いた。
また、関東最大規模の動物医療センターにて外科担当医として、各科セカンドオピニオン、出張外科などを経験した。同動物医療センターにて、外科医長への就任打診(診察・治療から後進の育成へ)をきっかけに獣医療の現場で仕事を続けることを目指し、桜の街どうぶつ病院の開院に至る。
最も大事にすべきことは、ご家族が安心すること、納得することだと思っております。そのために、しっかりと話を聞いて、わかりやすい言葉で説明することを常に意識した診察をしております。
当院のモットー「今までになかった安心を」を実現すべく尽力致しますので、よろしくお願いいたします。
なぜ獣医師になったか?
私は、家や建物が大好きで、高校生の頃は建築士になろうと思っていました。残念ながら希望の大学に入学できず浪人していた時に、我が家の猫(ミーちゃん、フーちゃん)の腎臓が悪くなり、「自分で治してあげたい!」と思ったところから、獣医師を目指しました。余談ですが、家族のおかげで、10歳頃に腎不全になったミーちゃんは21歳まで生き、フーちゃんも22歳まで生き、大往生でした。
獣医師としての経験・得意分野
獣医師になってからは、千葉県内の動物病院で3年間研鑽を積みました。
その後、グループ病院で様々な素晴らしい獣医師と切磋琢磨しながら、関東でも最大規模の動物医療センターにて、日々の健診から各科セカンドオピニオンをこなしつつ、外科担当医として幅広く執刀を重ねてきました。
また依頼手術も多く、多い時は週5回、北は群馬県から南は神奈川県までワンちゃん、ネコちゃんの移動の負担を減らすために現地まで赴き、かかりつけのスタッフと一緒に手術を行ってきました。
特に、骨折の手術に関しては、今まで一度も癒合不全(骨がくっつかないこと)を起こしたことがありません。それは、もちろん一つ一つの手術に真剣に取り組んだこともありますが、一番大切なことは「本当に自分で治せるか」をきちんと判断できることだと思っています。
ネットワークを活かして最適な獣医療を
獣医師は、人間の医師とは大いに異なります。人間の医師は、基本的に内科、外科、耳鼻科、眼科など特定の分野を対象としますが、獣医師は、すべての分野を診ることになります。それ故、すべてに完璧な獣医療を行うことができる獣医師はどこにもいません。そこで、自分が治すのは難しいと判断した時に、その旨をきちんと説明し、専門の獣医師に引き継ぐことも大事な診療対応だと考えております。
幸いこの地域には素晴らしい先生がたくさんいます。救急医療、内分泌系、外科など、本当に心強い先輩方ばかりです。地域の先生たちと力を合わせながら、適切にワンちゃん、ネコちゃんの健康を守っていける獣医療を提供できたらと思っております。
また私自身も、神経科の獣医師や、皮膚科、眼科、腫瘍、歯科、猫専門など様々な獣医師とのネットワークがありますので、それを活かして適切な治療を行なったり、必要な場合には専門医を紹介します。
これまで外科ばかりでなく、さまざまな症例と向き合ってきました。そうした経験を活かして、桜の街どうぶつ病院において、地域の皆さまに最適な医療を提供したいと思っております。